- 介護士の面接で合格する方法を知りたい
- 履歴書はどうやって書けばいいの?
- どんな服装で面接に行けばいいの?
- 面接でどんなことを質問されるの?
- 介護士の面接に落ちる人ってどんな人?
今回は以上のような「介護士の面接に関する」疑問に対して、一つ一つ分かりやすく解説していきます。
介護士は誰でもできる仕事と思われがちです。しかし、実際に不採用になる人も多くいます。そうならないためにも、しっかりと準備をして面接に臨むことが大切です。本記事が、あなたの面接合格に役立つことを心より願っています。
それではさっそく本題に移りましょう。
介護士の面接合格のために必要な5つの要素
介護士の面接で合格するために必要な要素は以下の5つです。
- 丁寧な履歴書
- 相手が不快にならない服装
- 面接時の受け答え
- どんな介護士になるかを明確化
- やっては行けないことを把握
合格する人の履歴書の書き方とは?
面接におけるファーストインプレッションは「履歴書」です。会社によってはまずは履歴書を提出し、書類審査通過者のみ面接が受けれるという制度を導入しているところもあります。
では合格する人の履歴書の特徴とはどういったものでしょうか?以下、合格する人の履歴書の特徴です。
- 自分なりに丁寧に書いている(綺麗な字というより丁寧であるかが大事)
- 誤字脱字がない(間違えた場合は新しい用紙で書き直しましょう)
- 証明写真がスマホやプリクラではない
- 志望理由が明記されている
- 相手が知りたい情報がきちんと書いている(保有資格など)
介護士の面接合格に向けた履歴書の具体的な書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。(テンプレあり)
面接時にベストな服装や持ち物を知ろう
面接には適した服装があります。いわゆるビジネスマナーというやつです。では、介護士の面接ではどういった服装が適しているのでしょうか?以下、面接時の服装例です。
- スーツ
- ビジネスカジュアル
基本は「スーツ一択」だと考えておきましょう。ただスーツを持ってない人もいるかもしれませんし、相手側(会社)から「スーツじゃなくてもいいですよ」と言われることもあります。その場合は 「ビジネスカジュアル」といった、襟付きのシャツやポロシャツにチノパンなどの組み合わせが一般的です。
逆に、以下のような服装はNGなので注意です。
- ジーパン
- パーカー
- スウェット
- サングラスなどのアクセサリー類
- スーツでもサイズが合っていなかったり汚れがひどい場合
介護士の面接で適した服装や持ち物に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
面接時の質問を攻略しよう
介護士の面接で聞かれる質問は、ある程度パターン化しています。そのため、あらかじめ「どんな質問が来るか」を把握して回答内容を考えておくと、面接時にスムーズな受け答えができ好印象に繋がります。
また、面接の最後に「何か質問はありますか?」という逆質問を聞かれる場合があります。その際は「特にありません」と答えるよりも、何か一つでも質問することで合格に近づくことができます。
介護士の面接で「よくある質問21個と回答例(良い例と悪い例)」と「効果的な逆質問」については、以下の記事を参考にしてください。
あなたはどんな介護士になりたいか言えますか?
「あなたはどんな介護士になりたいですか?」
この質問に対して自分なりの意見を言語化できる人は、介護士の面接で合格する確率が非常に高いと言えます。なぜなら、この質問に答えれるということは、介護士として向上心を持ち続けていける素質があります。
採用する側の意見として、現時点でのスキルや経験はもちろん大切ですが、それ以上に入社してから成長できる素直さや誠実さを重視しています。そして「どんな介護士を目指し、どのように会社に貢献できるか」といったところまで言語化できると、さらに相手の心をグッと掴むでしょう。
「どんな介護士になりたいか?」という質問に答える際のポイントを、以下の記事で深掘りしているのでぜひチェックしてみてください。
介護士の面接で落ちる人の特徴を知ろう
介護士の面接で合格したいのであれば「何をしたら落ちるのか」を知ることも大事です。面接で落ちる人の特徴を知ることで、自然と何をするべきかが明確になります。もっと言うと、NG行動を避けるだけでマイナス評価にならないというメリットもあります。
介護士の面接で落ちる人の特徴は、以下のようなものが挙げられます。
- 身だしなみがダメ
- 言葉遣いが悪い
- やる気がない
などです。
以下の記事で「介護士の面接で落ちる人の特徴15個」を紹介しているので、面接前のイメージトレーニングに使ってみてください。
介護士の面接合格のポイントはテクニックではない
ここまで色々と表面的なテクニックを紹介してきましたが、介護士の面接において最も重要なのは「人柄」です。どんなに良い履歴書を書いて、学歴や保有資格に問題もなく書類審査の段階では好印象でも、面接での態度で簡単に不合格に転じます。
介護の仕事は利用者さんを相手にする対人サービスであり、何よりも人柄が重視される仕事です。介護の世界では、資格も経験もなくても人柄が良く素直な性格であれば、すぐに仕事を覚えることができます。
逆にどんなに資格や経験があっても、新しい職場のやり方や先輩の言うことを素直に受け入れられない人は、人間関係を乱す可能性があります。そして、人柄は面接の時点でチェックされています。
人柄を無理してよくする必要はありません。ただ、面接や仕事の場では、あえて「良い人(優しい人)」を演じることも必要です。相手(面接官)の声にじっくりと耳を傾け、丁寧に受け答えする意識を持ちましょう。利用者さんはやはり良い人に介助されたいと思っています。それは誰もが同じ思いです。
まとめ
今回は「介護士の面接の教科書」と題して、面接合格のためのロードマップを紹介してきました。
- 相手に誠意が伝わる丁寧かつ読みやすい履歴書
- 面接に適した服装(悩んだらスーツ一択)
- 面接時の質問回答を攻略
- 目指す介護士像を言語化
- 面接でしてはいけないことを把握
最後にもう一度お伝えすると、介護士にとって大切なことはスキルや経験よりも「人柄」です。素直であり誠実であることが、どんな資格や経験よりも優れた強みとなります。
本記事の基本事項をおさえた上であなたらしさという付加価値を加え、理想的な転職活動に活かしていただけることを願っています。