- 転職で失敗したくない
- 少しでも給料がいい職場に転職したい
- ブラック企業だけは嫌だ!
今回は介護士が転職で後悔しないために、転職活動で必ずやるべきこと3選をご紹介します。
さっそく結論から言うと、以下の3つになります。
- 転職サイトを利用する
- 給与交渉をする
- 施設見学をする
本題に入る前に、この「後悔」とは具体的にどういったものかを考えてみました。
私が実際に転職した経験から感じた後悔は、以下のようなことでした。
- 自分の力だけでやるんじゃなかった
- もう少し給料を上げて契約できたかもしれない
- 施設の雰囲気が思っていたのと違った
こういった後悔をしないために、私たちに何ができるのか?
それでは、解説していきます。
【後悔しない転職方法】介護士が転職活動でやるべきこと3選
介護業界はブラック企業が多く、自分の情報や判断だけで転職すると失敗する可能性が高くなります。
転職という大きな決断後に後悔する前よりも、事前準備や情報収集を確実に行い、あなたが納得のいく転職を実現していきましょう。
転職サイトを利用する
転職で後悔しないためにまずやるべきことは、「転職サイトの利用」です。正直自分1人の力で希望の転職先を見つけるには、かなりの労力が必要になります。そのため、介護専門の転職サイトを利用することで、効率的に転職活動をすることができます。
現在介護の転職サイトは数多くあり、全てのサービスが完全無料となっています。その中で当メディアでは、初めて転職する方、これまでに納得の行く転職ができなかった介護士さんに向けて、おすすめの転職サイトをまとめています。
以下の記事で、おすすめの転職サイトをご紹介してるので、参考にしてみてくださいね。
給与交渉をする
実際に転職サイトに登録したら、まず始めにあなたの希望給料を伝えておきましょう。ここでは遠慮することはなく、あなたが本当に希望する額を伝えてください(年収1,000万以上などの非現実的な額は除いて)
できれば、希望額よりも少し高めに伝えておくのがいいでしょう。例えば、年収400万を希望する場合は、420万以上のようにやや希望額よりも上乗せする形です。
なぜなら、担当者の多くが、できるだけ多くの求人を紹介したいという理由で、年収の下限を下げている場合が多いからです。したがって、希望年収を高めに設定することで、その後の面接での給与交渉にも有利になってきます。
ここで、給与交渉をするタイミングを3つ紹介しておきます。
- 転職サイトへの登録時
- 求人への応募時
- 面接の当日
転職サイトを利用すれば、基本的に給与交渉は担当者が行ってくれるので、あなたは担当者に希望の額を伝えておけばOKです。
途中、施設との交渉も直接する必要はなく、すべて担当者の方が行ってくれるので、転職活動時はこまめに連絡を取り合いながら、施設側の提示年収と、あなたの希望年収のすり合わせをしておきましょう。
給与交渉とはいっても、給料のことばかり言うのはNGです。以前の職場ではいくら貰っていたか、自分にはこういったスキルがあり、どのように会社に貢献できるか、今後のキャリアアップのプランはどうなっているかなど、自分の考えや会社へのメリットを説明できるようにしておきましょう。何のないのに、ただ給料だけ上げてほしいというのは、さすがに採用する側からしたら面倒臭い存在です。
ちなみに、実際はほとんどの人が給与交渉なんてしていません。私自身も事業所の採用担当で面接をしてきましたが、給与交渉してくる人は1人もいませんでした。
ただ私が転職する際は、必ず給与交渉をしています。そして実際に給与アップにも成功しています。
給与交渉をして給料が上がることはあっても、下がることはありません。
給与交渉はしないと損です。遠慮は入りません。必ず希望年収をハッキリ伝えましょう!
施設見学をする
後悔しない転職のためにも、施設見学は必ず行いましょう。
施設見学でチェックするポイントは以下の7つ。
- 職員が笑顔で挨拶しているか
- 利用者さんが眠ったまま起こされていないか
- 利用者さんへの口調は丁寧か
- 照明は暗くないか
- 施設内の清掃は行き届いているか
- 整理整頓はできているか
- 匂い管理はできているか(臭くないか)
施設見学では、求人内容からは分からないポイントをチェックしましょう。
例えば、募集要項には「アットホームで笑顔の絶えない職場」と書かれていても、実際に行くと殺伐とした空気が流れてるなんてことはよくあります。自分が働くかもしれない施設なのに、出勤当日まで雰囲気が分からないのはさすがにギャンブルですよ。
もし施設見学が難しい場合は、転職サイトの担当者に依頼して職場の雰囲気を聞いておきましょう。ここで嘘を言ったところですぐに辞めてしまう可能性があるので、施設側もけっこう包み隠さず教えてくれます。
派遣から正社員という流れでリスクを軽減
それでも、転職に対する不安がある場合は、まずは派遣スタッフとして忍び込んで、自分に合ってるなと思ったら正社員になるという方法もあります。私も一度、この方法である特養に派遣スタッフとして勤務しました。そこで、既存の正社員の方々と情報交換をしながら、待遇面や施設の実情を聞きました。
その間、施設長さんからは「いつでも正社員になっていいからね」と言われ、担当の方とも、「もし正社員になる場合は、給与交渉もさせていただきます」と言われていました。
結局、待遇面や職場が遠いという理由で、正社員にはならず3ヶ月の契約で打ち切りとなりましたが、派遣から始めることで自分の良さをアピールする時間が与えられます。上手くアピールが成功すれば、もし正社員になるにしても希望の給与条件も叶いやすくなるでしょう。
いきなり正社員で働くのが不安な方は、職場環境を確かめるためにも、体験就職のような気持ちで派遣スタッフとして入社するのはおすすめです。
転職が成功する介護士さんの特徴5選と転職活動テクニック3選
以下の記事で、「転職が成功する介護士さんの特徴5選と転職活動テクニック3選」を解説しているので、転職活動を始める前の参考にしてみてください。
まとめ
転職は人生の中でも大きな決断であり、かなりの労力を使います。いざ転職したのに思っていたのと違うとなれば、心身へのストレスも計り知れません。
そのため、転職する際は早めに準備しながら、利用可能なツール(転職エージェントなど)は十分に活用し、後悔しない転職をしていきましょう。
あなたの理想の転職のために、ぜひ本記事を参考にしてみてください。