転職体験談

【転職体験談】東日本大震災を機に首都圏の千葉から地方都市広島へ移住

介護士 転職体験

今回は、当メディアの運営社である私shimaが、かつて体験した転職の内容をご紹介します。

本記事を読むメリットは以下の通りです。

  • 介護士の転職の手順が分かる
  • 募集要項の注意点が分かる
  • 介護士の給料の地域格差が分かる
  • ブラック施設の面接事情が分かる

 

では本題に入っていきます。

 

2011年当時は千葉市の有料老人ホームに勤務

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今から十数年前、私は千葉市のとある有料老人ホームに勤務をしていました。

当時のステータスは以下のようなもの。

  • 介護経験は2年半
  • 資格はヘルパー2級(今でいう初任者研修)
  • 妻と子供2人扶養
  • 毎月の手取りは20万前後(夜勤月に4回)
  • 年収は320〜350万円ほど(賞与年2ヶ月)

 

主に関東圏になりますが、有料老人ホームを全国に展開している大手企業でした。(元々は不動産という話を聞いたことがあります)

残業もなく人間関係も良好だったので、特に大きな不満もなく約2年半ほど勤務しました。

ただ一つだけ言わせてほしいのは、時間外の会議が強制参加にも関わらず給料が発生しないのは正直苦痛でした。

今では違法だと分かりますが、当時はそれが当たり前だと思っていたので、普通に参加してました。

 

東日本大震災を機に実家の近い広島へ移住

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2011年3月11日に東日本大震災があり、私が住んでいた千葉市でも震度6強の揺れが発生。

地震によって原発から放射能が漏れている情報が出たため、まだ小さかった子どものことを第一優先に考え、実家がある広島県に戻りました。

 

当時はもう少しで実務経験3年だったので、介護福祉士の受験資格もクリアするということで試験勉強を始めた矢先の出来事でした。

当時の私は無知で、関東から地方である広島に行くと、介護の仕事がないのではないかという不安がありました。

その不安は、引っ越して転職活動を始めた瞬間すぐに解消されましたが…。

 

広島での転職活動ヒストリー

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広島では、県庁所在地である広島市に引越し。

求人検索や応募は全て自分1人で行いました。

先ほどもお伝えしたように、当時の私は無知で大馬鹿者だったので、転職サイトという便利なサービスのことを1ミリも知らなかったんです。

もしこの記事を観て、転職を考えてる方は、是非とも転職サイトをご利用ください。

自分の手間も省ける上に、あなたに合った転職先に出会える確率が上がります。

【後悔しない転職方法】介護士が転職活動で必ずやるべきこと3選今回は介護士が転職で後悔しないために、転職活動で必ずやるべきこと3選をご紹介します。 さっそく結論から言うと、以下の3つになります...

 

そして実際に、以下の3事業所で面接を実施。

  • 従来型の特養(賞与は6ヶ月で面接官も丁寧な対応)
  • ユニット型特養で子ども園と併設(面接官が威圧的)
  • 新規オープンのユニット型特養(地域密着の老舗法人)

 

それぞれの詳しい活動情報を解説していきます。

 

賞与が6ヶ月もある?!でも…

最初に面接した施設は、従来型の特養でわりと歴史のある法人のようでした。

施設自体は古めな印象。

実際に面接に行くと、丁寧な面接官(おそらく施設長)が応接間に案内してくれて、話をしてくれました。

受け答えも優しく、面接自体に不満はありませんでした。

 

しかし、そこで募集要項の気になる点を質問。

内容は「昇給なし」という項目。

「これは本当ですか?」と聞くと「はい、そうですね」と淡々と施設長は答えました。

「その代わりに賞与が6ヶ月分と、役職に就けば基本給も上がります」ということでした。

その時点でここはないかなという判断に。

ちなみに、基本給は13万ほどでした。

 

一応施設内の見学もさせていただくと、案の定薄暗く、スタッフの方々も無愛想な感じで挨拶もありませんでした。

根拠はありませんが、何か嫌な空気が流れてるように感じたので、早めに切り上げました。

その場で断るのは失礼だと思い、一度帰って家族で相談しますと伝え、返事は保留。

後日、電話で丁重にお断りしました。

 

面接官がまるでヤクザ

続いて2社目ですが、ここは施設も綺麗で子ども園も経営されているので、なんとなく信頼できる感じでした。

ただその期待は、面接当日に崩れ落ちます。

 

面接のある部屋に案内されると、スーツを着た強面の男性が2人椅子に腰掛けていました。

挨拶はしてくれましたが、椅子から立つこともなく若干威圧的な印象でした。

 

こちらの挨拶が終わり私が椅子に座るとすぐに…

「ウチを応募した理由を聞かせて」と単刀直入に質問が。

この時点で上から目線であることを感じていたので、すでに帰りたい気持ちでしたが、とりあえず話だけはしてみようと思い、続けました。

一通りの質問や条件面を話した後、「〇〇さんはなんでもできる?やる気はある?」ということを聞かれました。

「あぁ、はい」と私がなんとなく答えていると、

「ウチの法人で働く場合は、応募した特養だけじゃなくて、子ども園の行事にも休みであっても参加しなきゃいけないし、他の小規模多機能の事業所もやってるから、送迎とかもあるけど、そういったこともちゃんとやる覚悟はある?」という内容のことを言われた覚えがあります。

 

心の中で「ブラックやん…」と言いながら、「はい、そうですね…」と答えると、

「〇〇さんがOKなら採用でもいいよ。どうする?」と言われたので、ヤバい即決させられると思い、慌てて「一度妻と相談させていただきます」と伝え、なんとか保留でその場を凌ぐことができました。

もちろん、後日お断りの電話をしました。

その時は、意外とあっさりな対応でしたね。

ちなみに給料面は手取りで22万ほど、年収にすると350万前後だったと思います。

ただ、サービス残業が多いのが目に見えてるので、入社しなくて正解でした。

 

無事に内定(首都圏だから給料高いわけじゃなかった)

最後は、無事に内定し実際に働いた新規オープンのユニット型特養でした。

ここの面接は、副理事長が担当され、とても腰の低い優しい方だったのでリラックスして話すことができました。

また、面接の際に待遇面や福利厚生などを詳しく説明してくださり、実際に毎月の給料がいくらになるかを1円単位まで計算して提示してくれました。

待遇面には満足していたので、素晴らしい対応でここに決めました。

しかし、「結果は後日郵送で送らせていただきます」という返事が…

発表まで緊張の日々を過ごすことに。(もちろん無事に合格しました)

 

参考までに、千葉県で働いていた有料老人ホームとの待遇の比較がこちら。

比較対象 千葉の有料老人ホーム 広島のユニット型特養
月収(手取り) 20万 24万
賞与 年間2ヶ月 年間4.15ヶ月
年収 350万ほど 400万ほど
年間休日 107日 107日
希望休 2日まで(有休取れない) 3日まで(有休取れる)
残業 会議がサービス残業 書類関係はサービス残業
各種手当 住宅手当(20,000円)
扶養手当(8,000円)
夜勤手当(3,000円)
資格手当(5,000円)など
住宅手当(15,000円)
扶養手当(10,000円)
夜勤手当(5,500円)
資格手当(10,000円)など

 

いわゆる首都圏で給料が高いと思われていた千葉県ですが、地方都市である広島の方がはるかに給料がアップしました。

賞与や手当も広島のほうが充実しており、収入面では全く不満はありませんでした。

ただ、広島の特養の場合は、残業代は支給されず、仕事が残っている場合は必然的にサービス扱いとなっていました。

一時期ケアマネも兼務していた時は、サービス残業が月に50時間を超えていたこともあり、そこから一気にモチベーションが下降しました。

今はもう辞めてしまいましたが、残業代だけを適切に支給してれば、職員の働き方満足度は向上すると思います。

 

まとめ

まとめ

私の転職体験談はいかがだったでしょうか?

私が過去に犯した過ちや、非効率な転職活動が、今後のあなたの転職に活きることを願って書かせていただきました。

今回の記事のポイントとしては…

  • 収入が高いのは首都圏でも東京23区くらい
  • 地方だからって給料低いとは限らない
  • 募集要項はしっかり見る(または面接時に確認)
  • 面接官が威圧的はブラック

ぜひあなたの転職活動の参考にしてみてください!

 

執筆者・監修者のsnima(津島武志)について

ABOUT ME
shima(津島武志)
1985年広島県生まれ。現役介護士(経験15年)介護業界で転職を6回し、年収300万円→600万円へのアップに成功。保有資格は介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員。介護士転職サポーターや事業所の採用担当経験あり。普段は介護士(管理職)をしながらブログやWEBライターをしています。