一応記事の信頼性として、私の給与明細を載せておきます。
- 月収36万×12ヶ月=432万(残業なし)
- 賞与3.5ヶ月で基本給20万×3.5=70万
- 432+70=502万
- 現在は管理職候補で実際に管理職になると、毎月5万ほど上がる予定(想定年収550万ほど)
では本題に入ります。
介護士が年収500万稼ぐための5ステップ
先に言っておくと、中途採用で現場介護職のみで年収500万は正直難しいですが、以下の介護企業であれば可能性はあります。
ここから紹介する方法は、管理職やリーダー職も検討できる方限定です。それでは本題に入ります。介護士で年収500万稼ぐ手順は以下の5つです。
- 転職エージェントに複数登録(3つ以上)
- 年収400万以上の求人に絞って依頼
- リーダー職または管理職候補もOKと伝えておく
- できる準備はすべて行い最高の状態で面接を受ける
- 給与などの交渉はすべてエージェント側に任せる
転職エージェントに複数登録(3つ以上)
自力での転職で年収500万以上は正直難しいです。なぜならネット上やハローワークなどにある公開求人しか応募できないから。
そこで役に立つのが「介護専門の転職エージェント」です。転職エージェントを利用するメリットは以下です。
- 非公開求人を紹介してくれる
- あなたの代わりに転職活動をしてくれる
- 給与などの待遇交渉をしてくれる
- 自力では入手しにくい内部情報が知れる
- サービスはすべて無料なので損することはない(転職するしないに関わらず)
など。
おすすめの介護転職のエージェントは以下です。
ちなみに、転職エージェントを利用する際は、遠慮せずあなたの希望条件を伝えましょう。それは無理でしょうっていうこと(年収1000万とか)でも伝えることで、それだけ給料を上げたいって気持ちが伝わり、エージェントの方も本気で探してくれます。(人によりますが)
以下の記事を参考に、エージェントはわがままに利用しましょう。
年収400万以上の求人に絞って依頼
転職エージェントに登録したら、以下のような基本情報を聞かれます。
- 名前(フルネーム)
- 住所
- 生年月日
- 希望の就業開始時期
- 希望勤務地
- 希望の施設形態
- 希望の雇用形態(正社員・パート・派遣など)
- 希望の職種(介護職・ケアマネ・相談員・管理職など)
- 希望の通勤手段(車・公共交通機関・徒歩圏内など)
- 想定する通勤時間
- 待遇面の希望(年収、休日、勤務時間など)
- 夜勤が可能かどうか
- 今までの介護職歴(施設とそれぞれの在籍年数)
- 保有資格
- 避けてほしい求人の法人名
- 病歴と現在の健康状態(特に腰痛の有無)
- 今までの転職理由(転職経験がある場合)
- 今回転職をしようと思ったきっかけ
- その他、先に言っておきたいことがあれば
など。
この最初の聞き取りで「希望年収は400万以上、できれば500万」とハッキリ伝えましょう。なぜなら介護求人の多くは300万円台が多く、400万以下で希望を出すとそれだけ該当する求人の幅も広くなり、余計な情報が入ってくるからです。
リーダー職または管理職候補もOKと伝えておく
希望年収を伝えたら、次は年収500万以上の求人を是が非でも探してもらうために、リーダーや管理職などの役職候補もOKと伝えておきましょう。ここで向上心があることを伝えることで、入社後の伸びしろアピールにもなります。
これは私が実際に経験した話ですが、リーダーまたは管理職候補OKでかつ年収460万以上をエージェントに伝えたら、翌日「shimaさん、経営とか興味ありますか?」とLINEが来ました。話を聞くと、ある介護のベンチャー企業が幹部候補を募集しており、ぜひ介護職経験者を採用したいということでした。提示された雇用条件は以下のとおり。
- 年収は初年度650万〜(頑張り次第で3年で1,000万いけるとのこと)
- 入社3ヶ月は既存の施設で現場職をしてもらう
- その後は地方(四国)の新規立ち上げに携わってもらう
- そこが落ち着いたら基本は本部で経営幹部として働く
- ちなみに転勤や出張は多いとのこと
この時に利用したエージェントは「マイナビ介護職」でした。
できる準備は全て行い最高の状態で面接を受ける
いくらあなたが希望条件を伝えたとしても、採用する側がこの人ならお金を多く払ってでも雇いたいと思ってもらわないと交渉は成立しません。だからと言って難しいことをする必要はありません。
あなたができる最高の準備をすればいいだけです。具体的には以下のようなこと。
- 履歴書を丁寧に書く
- 面接に適した服装で行く
- 元気よく笑顔で挨拶をする
- 面接時の質問に的確に答える
- 自分のアピールポイントを適切に伝える
などが重要です。
介護士の面接のノウハウは、以下の記事に惜しみなく詰め込んでいるので、ぜひ参考にしてみてください。
給与などの交渉はすべてエージェント側に任せる
希望条件も伝え、できる準備をして面接に臨んだのであれば、あとはあなたがやることはありません。希望年収(500万以上)に向けての最後の追い込みは、エージェント方に委ねましょう。
これまでの介護経験や面接での印象が良ければ、エージェントもさらなる交渉をしやすくなりますし、採用する側にも悩む余地を与えることができます。
おそらく年収500万以上の採用であれば、管理職候補が妥当だと思いますので、あらかじめ面接の際にも色々なことにチャレンジしたいという意欲は示しておくといいでしょう。考え方としては、現時点の経験や能力に、プラス今後の成長への期待値に投資してもらう形です。
給料が下がる転職はしないほうがいい【下がらない方法を解説】
転職する人の多くが「給料を上げたい」という思いがあるでしょう。しかし、現実には転職によって給料が下がる場合も多くあります。そのため、転職活動をする時点で「給料は今より下げない」という意志を持つことが重要です。
では、転職して給料を下げないためには何をすればいいのでしょうか?具体的には以下の2つの方法があります。
- 前職の給与保証制度がある職場に転職する
- 求人応募をする際に、前職の年収と同等またはそれ以上を希望する
もちろん自分で聞く必要はなく、エージェントに依頼すれば翌日には返事が来ます。「前職の給与保証制度」に関しては、ネット求人などに記載はなくても、実際は制度化している会社もあるので、聞いておいて損はないでしょう。
イチオシの転職エージェントはこちらです。
まとめ
今回は「介護士で年収500万を実現する方法」を解説しました。具体的なステップは以下の通りです。
- 転職エージェントに複数登録(3つ以上)
- 年収400万以上の求人に絞って依頼
- リーダー職または管理職候補もOKと伝えておく
- できる準備はすべて行い最高の状態で面接を受ける
- 給与などの交渉はすべてエージェント側に任せる
本記事を参考に行動していただき、ぜひ介護士で年収500万を実現させてください。当たり前ですが、行動しないと何も変わりませんし、逆を言ったら行動すれば必ず変わります。